アレックス・カフィー・モータースポーツ ゾルダーで三つのタイトルを獲得!
アレックス・カフィー・モータースポーツ
プレスリリース
2018年10月21日
ベルギー/サーキット ゾルダー
アレックス・カフィー・モータースポーツは、2018ナスカー・ウェーレン・ユーロシリーズで三つの栄冠を獲得。
三浦健光はフル参戦初年度となった今年、エリート1のチャレンジャートロフィーを獲得と同時に、エリート2クラスのルーキーカップの3位も獲得。
スペインの女性ドライバー、カルメン・ボイックス・ギルは昨シーズンに続いてレディースカップのタイトルを獲得。更にインド人ドライバーのアドバイト・デオハートはエリートクラブのタイトルを獲得。レギュラーの三名のドライバーがそれぞれのタイトルを獲得する事に成功した。
元F1ドライバーであるアレックス・カフィー率いる、アレックス・カフィー・モータースポーツ。このチームにとって2018年のシーズンの締めくくりは素晴らしいものとなりました。
モナコを本拠地とするこのチームは三つのタイトルを獲得する事でドライバーをはじめとする素晴らしいチームパフォーマンスを示す事が出来ました。
日本人ドライバーの三浦健光は、日頃からトヨタのプロジェクトに深く関わっていて、このシリーズに於いてはトヨタカムリをドライブしており、このマシンで2009年にこのシリーズが始まって以来、初めての日本人タイトルホルダーとなりました。
更に三浦はエリート2で日本人として初めての総合三位を獲得し表彰台に登壇しました。それはまさに彼の大きく成長した結果と言えるものでした。
昨年、レディースカップを制覇したカルメンはフォード・マスタングを駆り、再びレディースカップを獲得しました。
そしてもう一台のマスタングはエリートクラブに参加し、こちらもインド人ドライバーのアドバイトがタイトルを獲得。更にこのレースでは複数のドライバーをカフィー自身がマネジメント。
昨年のエリートクラブのチャンピオンであるアンドレアス・クチェルバッチェは今年もこのチームから出走したが同クラス三位に転落。ベルギーのドライバー、ジェロム・フランソワもこのチームからエリートクラブに参加し、シーズン4位を記録しました。
更にフィンランドのヘンリー・トゥーマーラはエリート1のレース1でチャレンジャートロフィー優勝!エリート2ではピエールルイジ・ベロネシがエリート2のレース1で総合7位/ルーキー4位と申し分の無い結果を叩き出し、チームの喜びに更に大きな華を添えた。
ドライバーのコメント
三浦健光のコメント:
とても嬉しいです。土曜日は初めての総合三位となり、クラスじゃなく本当に表彰台にのれました。そして日曜日はチャレンジャートロフィー獲得と、本当にこのコースが気に入っちゃいました!スポット参戦した昨年は、もうこのハイスピードのコースにちょっと参ってしまいましたけどね。
僕のヨーロッパでの初となるフルシーズンはとても素晴らしいシーズンとなりました。チームもとても素晴らしいチームで互いに協力し合い、それだけに思いっきり行く事ができました。本当にありがとうございました。
カルメン・ボイックス・ギルのコメント:
今の気持ちはホッとしています。土曜日はレース中にヒットされてしまい、少し暗雲が漂いましたが、日曜日はレディースカップのタイトルを決められて安心しました。
チームとはとても良い時間を過ごせました。去年はこのチームと一緒に初タイトルを獲得し、今年も契約延長しました。今年は運が良くなく、けれど経験を積む事ができ、結果的にこの様な明確な結果を残せて本当に良かったです。来年もこのシリーズで、このチームで続ける事を希望しています。
アドバイト・デオハートのコメント:
MRFシリーズを多くの日本人と戦い良い時間を過ごしました。その後、留学とかあって三年のブランクが空いたけど、またモータースポーツに戻って来ました。僕にとっては初めてのヨーロッパでのレースとなり、そこでひとつのタイトルを獲れて僕の夢が叶いました。
ゾルダーはこのシリーズの中で一番ハイスピードでイカしているサーキットだと思います。アップダウンもあり、走っていて楽しいコースであり、このシリーズはエキサイティングで良いシリーズですね。
アレックス・カフィーのコメント:
三つのタイトルを獲得できて素晴らしいシーズンエンドを迎える事ができました。チームもドライバーも本当に満足しています。
アドバイトはクラブタイトルを獲得できましたが、反面、昨年のこのタイトルホルダーであるアンドレアスにとっては少々不運な週末となってしまいました。彼のマシンに小さな問題があり、それは僕の責任であり、結果彼自身のタイトルを守れませんでした。これは本当に申し訳なく思っています。どうか来年もアンドレアスのリベンジを果たす事をヘルプしたいと思っています。
カルメンは土曜日のレースでコンタクトされてしまいましたが、日曜日はとてもスマートなレースを見せてくれました。彼女はずっと彼女自身のライバルをリードしていたので、このタイトルを獲った事はまさに相応しい事だと思っています。
そして健光だ。
チャレンジャートロフィーの獲得もさる事ながら、エリート2で三位表彰台に立てた事。これはもう素晴らしいと言う言葉以外は見当たりません。チームとしては毎年成長しています。来年はなんとかオーバーオールのタイトルを獲りたいと思っています。今は本当にみんな頑張ったので、少し休んで12月15日の僕の故郷であるイタリアのフランチアコルタでのテストに臨みます。それからクリスマスですね!