ニック、伝統のスパでポール to ウィンを決め、今期三勝目!

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プルタミナ・プレマ・セオドールレーシング
FIA Formula2 Rd.8 プレスリリース

2018年8月24-26日
ベルギー/スパ・フランコルシャン

予選:

予選の最初からセットアップが決まった #4 ニック・デ・ブリーズは、トップタイムをマークするもそのタイムはペナルティで抹消。しかしセカンドベストも二番手に0.4秒の大差を付け他を寄せ付けずにポールを獲得。
一方の #3 ショーン・ゲラエル。練習から続く問題を解決できないまま14番手で予選を終え、更にペナルティの消化でグリッドは17番手と、相当悪い結果となってしまった。

フィーチャーレース:

スタートから快調に飛び出しリードを拡げたニックは、ラップごとに後続を引き離す。
義務付けのタイヤ交換時もそこまでの大量リードが有効に効き5位でコースに復帰。そのまま順位をトップに戻す。
終盤のセーフティーカー導入時にその差を若干縮められたものの、リードを保ちチェッカー。ここまでに二勝を挙げているニックだが、いずれもスプリントレースでの勝利で、フィーチャーレースではこれが今季、初優勝となる。

一方のショーン。
こちらは残念ながら踏んだり蹴ったりの1日となってしまった。
スタートして序盤、他車と軽い接触。以後、タイヤの問題に悩まされた挙句、ピットスルーペナルティを喰らうと言うまさに泣きっ面に蜂。流れを大きく変える”何か”が欲しいところだ。

スプリントレース:

リバースグリッドで前日優勝のニックは八番手。
しかし速いマシンを手にした今回のニックはスタートポジションに左右される様なドライバーでは無く、レッドシグナル消灯と共に飛び出し、T1をクリアするまでに三番手に浮上。
暫くそのポジションを維持していたが、後半に入りタイヤのデグラデーションに悩まされ、ポジションを一つ落として4位でチェッカー。
ショーンは前日からの不運に付き纏われ、今度は油圧計のトラブルによりリタイア。後半戦の最初のレースをノーポイントで終わってしまった。


#3 ショーン・ゲラエルのコメント:

失望的な一日でした。予選から上手く噛み合わず、フィーチャーレースでも改善されないまま終わってしまった。トップ10を狙いたかったんだけど、それにさえ届かなかった。原因を追求します。

レース1のスタートは良く序盤で13位まで上がる事が出来、さぁこれからだ!と言う時にカンポスのマシンとTボーンクラッシュ。どうにもならなかった。
その後、タイヤが終わってしまい、そのままの状態で走らせる事しかできなかった。オプションタイヤに替えてからは少しペースが上がり、挽回できるか?と思った矢先に5秒のペナルティ。これでこの日の僕のレースは終わった。ただ、タイヤを替えてからのペースは良かったので明日に希望を繋げるよ。

レース2はリタイヤ。泣くべきなのか?笑ってしまった方が良いのか?意味が分からないウィークエンドでした。去年のモンヅァの結果が良かったので、次のイタリーGPが良い結果になる事を願っています。

#4 ニック・デ・ブリーズのコメント:

今シーズン初のポールを取れてとても嬉しいです。
予選は最初から最後まで絶好調で、クルマも終始パーフェクト。チームに感謝しています。 予選時にトップタイムを抹消されて若干プレッシャーを感じる部分もありましたが、どう対処したら良いのか分かっていたので、レースが待ち遠しかったです。

ここ(スパ)はオランダ人の自分にとって、ホームレースと言って差し支えない場所なので、ここで勝てて本当に嬉しいです。オランダからも本当に沢山の応援する人々が来てくれて感謝しています。この週末はとてもコンペティティブで、これもチームのおかげです。

レース2の4位はちょっとガッカリな結果です。スタートも良く、最初の数周もとても良かった。
が、リアタイヤに問題が出てこう言う結果になりましたが、この週末を振り返ってみると、良い事が殆どでした。この流れを維持して次のモンヅァで更にインプルーブしたいと思います。


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