ユーロナスカー Rd.5-6 オランダ ベンレイ 三浦健光 急遽 ELITE1/2 ダブルエントリー そしてルーキーポディウム獲得!

GWR Sports Marketing
press release

2017年7月15-16日
オランダ/ベンレイサーキット

 日本人として初めてNASCAR WHELEN EURO SERIESへ参戦している三浦健光(以下、Kenko)。レースの予定よりも先に市販車の開発等の予定が決まっていた為、今シーズンは全6ラウンド/12戦中、半分の3ラウンド/6レースにのみ出場の為、開幕戦のスペイン/バレンシアに次いで今回のオランダ/ベンレイが二度目の出場となる。

このレースは1台のマシンに二人のドライバーを登録し、それぞれ別のレースとしてカウントする。クラスはELITE 1 / ELITE 2に分けられ、ELITE 1は過去に国際レースで活躍したドライバー(今回の参加者で言うとWECでプジョーワークスだったクリストフ・ブシュー等)、ELITE 2は国際レース等で活躍したヤングドライバーを中心に構成されておりKenkoは過去にアジアで活躍した実績やルーキーと言う事もありELITE 2でエントリーされている。

オランダに到着するなりチームオーナーの元F1ドライバー アレックス・カフィと主催者に呼び出された。チームのELITE 1登録、ルドルフ・ゴンザレスが参加できるかどうか微妙な状態である事、もし参加できない場合ELITE1/2のダブルエントリーになるかもしれない事、そして今回のベンレイはオーバルでありKenko自身オーバル未経験である事、僅か2戦目でのELITE 1への実践参加等を考慮して事前にレース車両以外でのプライベートテストをする様にと勧めてくれた上で各種のアレンジをしてくれた。
*レギュレーションでレース車輌を使ってのレースウィークエンドの公式テスト以外の走行が禁止されている為。

来期のフルシーズンエントリーを目指している事やマイレージを伸ばしたい事等から、アレックスからのオファーをありがたく受託しこのレースをELITE 1/2のダブルエントリーとする事に決定。但し1ラウンドに2レースある為、このウイークエンドで合計4レースとなり、1ドライバーに付きタイヤの使用数は予選+決勝2レースで1セットとなっている事。Wエントリーでも例外は認められず、1セットのタイヤで2回の予選、4回の決勝と言う事になり、最後の1レースはタイヤの状態によっては棄権する、と言う前提を承諾して頂いた上で参加が確定となった。

予選 ELITE 1/2 :

チームもオーバルが初めてと言う事でセットアップが全く決まらず、練習走行から予選まで大アンダーステアに悩まされ、ELITE 1は18台中17番手、ELITE 2でも同じく18台中15番手と言う結果。1周が880mのショートオーバルでは致命的なタイム差だったためチームはここで大胆にセットアップを変更。ロードコースとは真逆の考えを導入し、ELITE 1の決勝へと臨んだ。

ELITE 1 Rd.5:

オーバルコースらしいレース展開となったレース1(ラウンド5)。大幅変更したセットアップが当たり序盤から果敢に攻めた。
二度のSCが入る荒れたレースになったが、二度目の再スタート時には6番手に上がる活躍ぶり。あれほど苦しめられた大アンダーステアは消えタイヤの状態も良く、周囲のクラッシュにも巻き込まれずに最終的に9位完走。Top 10フィニッシュを果たした。
これにはスポッターを務めるアレックス・カフィも大興奮。8ポジションアップを手放しで褒めた。この9位は同時にルーキークラスの3位となり、このシリーズに初めて挑戦した日本人ドライバーは、初めて表彰台に乗った日本人ドライバーにもなった。

ELITE 2 Rd.5:

連続するレースだった為さらにセットアップを進めたいところだが、タイヤのエアプレッシャー位しか設定できずそのままレースに臨んだ。
しかしこれが裏目に出て、再度ハンドリングに悩まされる展開となる。
15番手からのスタート。ELITE 1ほど荒れた展開にならなかったものの随所でサイドbyサイドのバトルが繰り広げられた。接触しないように様子を見ながらポジションを上げて最後は10位でフィニッシュ。しかしその内容はELITE1/Rd.5より微妙に悪く、すでにタイヤのライフが終わりかかっていた。

ELITE 2 Rd.6:

予想していたタイヤのライフは終わっていて、タイヤのエア圧だけを下げてのレース。序盤はなんとか誤魔化しながら走ったもののタイヤ圧の上昇と共にアンダーステアがきつくなってきた上に雨。路面がスリッピーになってきたところでチェッカー。またも10位で完走。この時点でエンジニアサイドからも次のレースに出走するのは無理との判断でこの週末のレースを終えた。


ドライバーのコメント:

#2 三浦健光/Alex Caffi Motorsports

楽しいレースでした。初めてのショートオーバルにTOYOTAのロゴを付けてカムリを走らせる。最近、仕事もレースもカムリ漬けですがカコイイから全然OKです。
最初、チームメイトがちょっと問題があって出れないかもしれないから、その分走ってくれ!と言われた時は冗談かと思いました。ただタイヤの(セット数)規定がある為に全部は無理だろうな、と。走る時間が少ないのでもう来年に向けての練習と割り切って引き受けました。
セッティングが決まらない状態で走るのは本当に怖かったですが、もう賭けだと思って変えてみたらこれがドンピシャでした。あちこちでドカンドカンぶつかっていて『危ねー!』と言う場面が何度もありましたが楽しくて笑いが出てしまいました。
途中アレックスとの無線が切れてしまい走りながらコードをガチャガチャやってまた聞こえてって繰り返して、もうイタリア人だからずーーーっと喋っているんですよ。それもまた楽しくて。
今回はたくさん走れて良い勉強になりました。このカムリナスカーの事も段々分かってきて、一つスケジュールの変更があり、今月末(7/29-30)のホッケンハイムのレース、出られる事になりました。超が付くほどのハイスピードコースなので、この400馬力のカムリナスカーを早くトップでゴールさせられるように頑張ります。

 


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