Press Release フェラーリジュニア ルクレール、FIA-F2 スペインGP バーレーンに続く連続ポール・二連勝を達成!
FDAのシャルル・ルクレールは素晴らしいパフォーマンスを見せ、二戦連続ポールと二連勝を決め、自身のフィーチャーレース、初の優勝を決めました。
2017年5月12-14日
スペイン カタロニアサーキット
モナコ人ドライバーのシャルル・ルクレールとチームメイトのアントニオ・フォーコは、開幕戦バーレーンに続くこのスペインGPのレースウィークエンドでも好成績を残すべくカタロニアサーキットに入りました。
しかし優勝したシャルルほどフォーコの方はうまくいかず、レースでは他車との接触でペナルティーを喰らい14位に沈みました。
コースのコンディションとタイヤのライフを考えてチームは他のチームが4-6周を廻ったところでコースイン。
20歳のイタリアンドライバー、アントニオはフリープラクティスの開始直後からメカニカルトラブルが発生し殆ど走れないまま予選を迎える事となりましたが、何とか8番グリッドを確保。その中でシャルルは2回のアタックでシッカリとポールを決める事に成功しました。
レースでもシャルルは6周目終了時点でタイヤ交換の為ピットストップ。その後、コース上で止まる車輌が出てセーフティーカーが出るなど荒れたレース展開の中、着実にポジションを回復していきました。
このレースの結果、二人のF2ルーキードライバーはドライバーズランキングで1位と12位、同時にプレマセオドールはチームのランキングでトップのRUSSIAN TIMEに次いで3点差の2位となりました。
スプリントレースは現地時間 5月14日10時30分からとなります。
コメント:
テディ・イップJr.
どこの部分から話せば良いんだろ?とても素晴らしいレースウィークエンドをスタートできたよ。P.P.と優勝でスタートでき、これはチームの戦略とシャルルの個性や能力がうまく噛み合った結果だと思っている。明日のレースで更にファンタスティックな事が起こる事に期待しようよ。
#1 シャルル・ルクレール
ハードなレースでした。スタート前に無線が聞こえたり聞こえなかったりで意思疎通に問題が出てグリッド上で作戦を練り直し、スタート直前にクリアーな状況にしました。
オプションタイヤでスタートし、次にプライムタイヤを選択しました。オプションタイヤのコンディションはまぁまぁ良くて、もし無線でそれが伝えられる状況であれば、あと1-2周走ってからピットに入っても遅くはなかった。その位の良い状態でした。
しかし無線が聞こえなかった為、当初の予定通り、6周目が終わってからピットに入ってタイヤを交換し、後半のパート2へと向かいました。その後、僕は自分の仕事に集中し、タイヤにダメージを与えない様に最大限、注意をしながら走りました。最後は全てがうまく噛み合い、この選手権の初めてのフィーチャーレースの優勝が飾れました。
#2 アントニオ・フォーコ
難しいレースでした。
最初、スタートは良かったのだけどフロントウィングを壊してしまった為、1周目を終わった段階でピットに戻りました。
その後、SCが入った事により他車とのギャップは少し縮める事ができました。しかし全体的に自分のペースは上がらず、リカバリーをするには至りませんでした。
様々な問題が複合的に絡まってのこの状態ですから、もう少しデータを分析して原因を掴み、スプリントレースに反映できる様にします。
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