British F3 Test at Anglesey

コースは風光明媚な英国ウェールズ地方のリゾート地、アングレシーサーキット。元ミリタリーの訓練地だった丘陵地帯に広がる全長約3.6kmのアップダウンの大きなハイスピードサーキット。スロットルの全開度が非常に高いハイスピード区間とバンク、上り坂先のブラインドコーナーと、変化に飛んだコースである。初日はシート合わせをした後にコースウォーキング。海辺の絶景にしばし足を止めながらのコースウォーキングとなった。

British F3はタトゥース製のモノコックに210馬力のコスワース製の2リッターN/Aエンジン。基本はイタリア/ADACのFIA-F4をベースとしており、フロントブレーキの大型化・アンダーパネルからリアディフェーザー迄のエアロダイナミクスパーツのアップデート、大型のリアウイングにノンスリップデファレンシャルに6速パドルシフトと通常のFIA-F4車輌と比較した場合、完璧にワンランク上のFIA-F3車輌に近い仕様に仕立てられております。
ラップタイムはFIA-F3車輌より2-2.5秒落ちに設定されている為、”かなり速い”マシンである事は間違いありません。またドライビングの特性はダウンフォースマシンとしての特性が強く、この辺りも同車の開発をしたMSV代表であるジョナサン・パーマーの提唱する”F3に乗る為のトレーニングマシン”と言う性格を強く打ち出しております。

英国のジュニアフォーミュラのドライビングコーチとして定評のあるMatt Shawyerがコーチを担当しました。Mattは昨年、STATUS GPのGP3ドライバー、Seb Morrisを英国F4でチャンピオンにする等、ジュニアカテゴリーで非常に定評のある分かりやすいコーチングをしてくれる事で有名です。

コースウォーキングとバンでの同乗走行でのライン取りから始まり、AIMのデータロガーと車載カメラからの情報をミックスし的確なコーチングで参加したドライバーは初めて乗る”ダウンフォースマシン”のドライブを取得し、格上のF3マシンを相手にほぼ同じラップタイムを出す等、七時間近い有意義なテストドライブを体験いたしました。

今後、年に2-3回、この様な機会を作り、ライセンスが無くてもフォーミュラを体験できる機会を作っていきます。KARTやSuper FJからのステップアップに非常に適したカテゴリーです。