プレマ/セオドールレーシング ADAC F4 ニュルブルクリンクで三回のボディウムを獲得
先週末のドイツ ADAC F4選手権 Rd.6は、歴史あるエイフェルの森に位置するニュルブルクリンクで開催され、プレマ/セオドールレーシングは再びアグレッシブルなレース展開を繰り広げ、優勝を含む三回のボディウムフィニッシュを達成いたしました。
ミック・シューマッハは予選でポールを獲得し、そのままレース1を優勝と幸先の良いスタートを切りました。すでに世界中から多くの注目を集めているこのドイツのヤングドライバーはスタートからフィニッシュまで一度も譲らずにレースをリードし優勝。大量ポイントを獲得しました。
この結果、シリーズポイントでも有利な位置に付けています。
ニュルブルクリンクに来て、本来の力強さを取り戻したチームはミックのチームメイトであるユーリ・ビップスがレース1で5位、ファン・マニュエル・コレアは6位と言う結果を残す事に成功いたしました。
中盤戦以降、自らのペースを掴み始めたユーリはレース2でとても良いレースを展開し、2位でフィニッシュ。続くファンは4位。そして最終レースとなったレース3ではミックが2位にユーリが3位と二人がボディウムを獲得する事に成功いたしました。
このシリーズの残りはあと2ラウンド。
ミックは現時点で251ポイントを獲得しシリーズ2位。ファンとユーリはルーキークラスでそれぞれ2位/3位につけ、さらにチームポイントではシリーズ2位と、それぞれがタイトルを争うに十分なポイントを獲得しています。
次のADAC F4は一旦ドイツを離れ、オランダのザンドボールドでは8月20-21日に開催されます。
ドライバーのコメント
#29 ミック・シューマッハ:
今週は決して悪くは無いですが、上がったり下がったり安定はしていなかったですね。
レース1では勝ち、レース2は完全に落としてしまいレース3では2位。チャンピオン争いも絡んでくるので、この様な成績では無く、安定して高得点を稼げる様に気を付けます。
とにかく最後の2イベントに向けて全てを集中させていきます。
#44 ユーリ・ビップス:
自分にとってはとてもポジティブなウイークエンドでした。二回もボディウムに立つ事が出来てポイントを稼ぐ事ができ、ランキングも上昇しました。これを維持して二週間後のザンドボールドに繋げていきます。
#68 ファン・マニュエル・コレア:
今週はトータルとしてスピードがありました。ただレース3のスタートでストールしてしまった。これは自分のミステイクです。3レース全てでポイントを取りたかったけど、それは叶いませんでした。
基本的な事は良かったのですが、あと少しだけ自分には何かが足りない。それが何かを突き止めなければなりません。二週間の小さな休みを取り、リフレッシュしてザンドボールドへと向かいます。