プレマ/セオドールレーシング GP2 三度目の1-2
GP2デビューシーズンで今期三度目の1-2フィニッシュを達成
チームは今シーズン、四回目の勝利と三回目の1-2フィニッシュを達成いたしました。
レッドブルジュニアのピエール・ギャスリー(#21/レッドブル)はポールスタートをし、終始、心地良い走りでレースをリードしポール to ウィン。アントニオ・ジォビナッツィ(#20/KFC)は三番グリッドからスタートし、ターン1までに2位に浮上。
その後のピットインも早い段階で済ませ、10番手以降に下がったものの、両選手とも速いラップタイムを刻み終始安定したレースで走行。上位陣が全てピットに入った34周目にはキッチリとトップに戻り1-2体制を構築。そのままゴールしチームの安定感と強さを示す事ができました。
このレースの結果、ピエール103点、アントニオ96点とドライバーズランキングでも1-2位へ返咲く事が出来ました。
ドライバーのコメント:
アントニオ・ジォビナッツィ:
本当に良いレースでした。
クリーンスタートを切れてシロトキンをターン1までに抜けました。とても良いペースで走れてオプションタイヤ・プライムタイヤ共にバランスが取れていました。ピットインのタイミングがジャストで、ピットアウトした時もピエールとのタイムギャップは入る前と同じ間隔を維持できました。
プライムタイヤでのバランスも良く、最後はあとちょっとプッシュしてピエールにプレッシャーをかけようと思ったけど時間切れ。
チームのみんなにありがとうと言う言葉を送ります。そして明日もポイントを大量に稼ぎます。
ピエール・ギャスリー:
ファンタスティック。この言葉に尽きるよ。
ポールスタートを切りリードをキープ。自分のラップタイムとリードの感覚を維持する事に神経を集中させた。けれどアントニオとシロトキンのプレッシャーはずっと感じていました。この二人がとても速かったんだ。だから終始プッシュしていました。
気温が高かったのでタイヤのマネジメントがとても大変でした。
しかしチームもこの状況に対応した戦略を考えてくれて、これがキッチリとハマった。
その結果として、とても良いペースを保てたんだ。
両タイヤも戦略に合っていて、結局、最後は勝ちを取れた。シルバーストンに続いての1-2でこう言うリザルトを出せて本当に嬉しい。もう一度、ボディウムの一番上に戻ってこれた事、本当に良かったです。
ここで大きなスコアを獲得できて、ランキング1位に戻る事が出来ました。
チームに感謝します。 今週は本当にスムーズに走れて速いタイムを叩き出せた。
ハンガロリンクで優勝できたことは私にとっては大きな意味があり、ジュール・ビアンキが亡くなって1年。同じフランス人としてここで国旗を揚げられた事は本当に重要な事なんです。明日はリバースグリッドで8番手からなので、とにかくプッシュしまくってまたボディウムに戻ってきます。