セオドールレーシング インディアナポリス500マイルレースへリターン

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2016,5.30
Indianapolis

セオドールレーシングはインディ500でグラハム・レイホール、スペンサー・ピゴットと共にカムバックを成功させ伝統のレースウイークエンドを楽しむ事に成功しました。

アメリカンレーシングに三十一年ぶりに戻ってきたセオドールレーシングは今年で100回目を数える伝統のインディアナポリス500マイルレースにレイホール・レターマン・ラニガンレーシング(以下RLLR)と組み、二人のドライバーが駆るダラーラ・ホンダのマシンを見事にゴールへと導きました。
インディアナポリスのオーバルコースを200周走った結果、グラハムは26番グリッドからスタートし14位、スペンサーは29番グリッドからスタートし26位でゴールいたしました。

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グラハム・レイホールのコメント:
今日はちょっとついていなかった。左のリアウイングがピットインの作業中に折れてしまい、それが原因でかなりのダウンフォースを失ってしまった。その影響でマシンの挙動が信じられないほどダルになってしまいストレートスピードが落ちた。何とかプッシュしてRLLR with Theodore Racingのマシンをビクトリーレーンに持って行きたかった。それが希望だったけど残念だ。また来年がんばるので応援しててください。

スペンサー・ピゴット(2015年インディ・ライツチャンピオン)のコメント:
このレースは本当に色々あった。考えられない位に次から次へとあらゆる出来事が発生したよ。
何とか良いパフォーマスが出る様にプッシュしたが、スティントの間は次々に発生する課題と戦ってレース終盤になりようやく少しは前に進むようになった。ウイングの調整でもう少し前へいけた。今思うとそれがベストなコンディションだったんだ。
けれど全体的に思うのは素晴らしい経験ができた事。それにまずは完走できて良かった。
自分の予測では何とか15番位にはなれるかな?と思っていた。ちょっと違ったけどね。
今回のインディ500の為に色々と周りの人たちが動いてもらい、セオドールレーシングやあらゆるパートナーに感謝の意を伝えるよ。本当にありがとう。
今回、第100回目のインディ500にRLLRと共にセオドールレーシングの名前をリターンさせるのはとても素晴らしい出来事でした。そしてその結果として今まで見た事も無い光景が広がりこれからの道が明るく開けた事がとても良かったと思います。瞬間、瞬間がとても楽しく過ごせました。チーム、ドライバー、サポートしてくれた方々が一生懸命やってくれて素晴らしい体験ができました。
しかしレースは残念ながら思った様な結果にはなりませんでした。しかし今回の様な取り組みや自分たちのリターンについて、チームや主催者を始め様々な方々からのサポートは私たちに衝撃を与えてくれました。
まずこの経験はインディカーシリーズへの今後の取り組み方を示唆する体験ができたと言う点を重視して考えます。
そしてこれらは今後の活動方針、参加の仕方、関与の方法等を考える材料になりました。これらの体験を元に、今後どのように自分たちのポジションを固める事ができるのかを考える事に集中します。今回は応援頂きまして本当にありがとうございます。

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