MRF F1600中間展望

昨シーズンは中国国内選手権であるCFGPに参加しようとしエントリーしたものの開幕寸前までオーガナイザーに外国チームの参加不可を隠されていた。中国汽車連盟であるFASCに電話で確認したところその事実が発覚しあわてたのが三月。それから年度計画を立て直すのには随分と時間が掛かった。運良く秋から始まる新しいMRF Challengeへ参加でき、何とか失ったものを取り返すことができた。
そこからモータースポーツ活動をインドへとシフトした。
F2000のチャレンジだけではなく入門カテゴリーのF1600へも参加できるように門戸を開いてくれたのは大変にありがたい話しであり、その事で参加ドライバーを再編成して望んだ。

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凡その概算であるが1シーズン/12レースで使えるニュータイヤは15-6setで、それを含んでの参加料が350万円と言う破格の条件はかえって『何か裏があるんじゃないか?』と疑われもしたし、日本の筑波あたりじゃ『インドに参加するな』と露骨に反対されたドライバーもいると言う。
しかし『インドに行かないでヴィータに乗れ!』では話しの根拠や信憑性に欠けるというもの…

ひとつ問題は予想していなかった円安に振れた事。事実上25%近く変動してしまったからたまったものではない。また信頼関係を基にしていた為、主催者との間に契約書を交わさなかったのも仇になった。マネーロンダリング旺盛なこの地域にいる自分達にとって、数百万円の資金をホイホイと受けたり出したりしているのがそれは当局にしてみたら『ちょいと疑わしい事案』に映ったに違いない。

そう言う反省点はあるものの、レースの方はスムーズに進んだ。
スケジュール変更がちょくちょくあるのは悩みの種で、そのおかげでチャンピオン狙いをしていたドライバーがスポット参加になってしまったり、あるいは参加が出来なくなってしまったり・・・しかしアジアでのスケジュール変更はよくある事なので、その部分を声を大にしても始まらない。

ドライバーは個性溢れる面々が揃ったと言える。
真っ先に契約したのは昨年のWFPのチャンピオンである廣田 築 選手。ついで今年FCJでトップレベルの走りを見せている道見ショーン真也 選手。当初は参加予定の無かったが結局、全戦参加となった陣川雄大 選手。開幕戦のスポット参加に加え最終戦も参加を予定している昨年のスーパー耐久ST4チャンピオンの藤村政樹 選手。アルビレックスレーシングチームとして参加してくれた桑村 和 選手。そして今週末のレースには新たに現在WFPのポイントリーダーである吉田照己 選手が新たに参加する。
S-FJからステップアップだと相当きついらしく、ドライバーはみな首をやられてしまい走行不能になってしまう。しかしそれは上級カテゴリーには必ずある話しなのでそこは乗り越える必要がある部分。
マシンのスピードで判断するとS-FJ→MRF F1600→FCJ→MRF F2000→F3と思えば良い。

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今シーズンも今週を含めてあと2イベント。そしてこの秋口からF2000が始まる。これは来年の2月まで続く事になった。一旦発表されたスケジュールは諸般の事情で変更される事になる。現在分っているのはやはりインドGPが開幕になり、バーレーンラウンドを経由して再びインド・チェンナイに戻るというカレンダーに変更されると言う事だ。

話しをF1600に戻そう。
今年、このプロジェクトを始めるにあたり、PLAN Zがスポンサーとして、雑誌のXA CARさんがメディアパートナーとして名乗りを上げてくれた。まだこのXA CARさんの持つメディアパワーを活かしきっていないがすでに姉妹雑誌での特集の打ち合わせも始まっており応援してくれている方々みなさんにとってメリットのある企画に纏めようと思っている次第。

XACAR with G.W.R.       PLAN Z with G.W.R.

このカテゴリーが日本では経験できない入門カテゴリーレベルのパッケージとして来期はより多くのドライバーが経験してもらえる事と期待している。そして多くのドライバーが上級クラスで成績を出せるように望むものである。

さて残りのレースでGOLD WOLF RACINGのドライバー連勝をもぎ取りスカラシップを勝ち取りたいところ。FCJトップクラスのドライバーが来ても容易には勝てないと言うところにインディアンドライバーの層の厚さを確認できると思うがチーム一丸となって何とか連勝でこのシリーズの折り返しを纏めたいと思う。